どうも、157㎝低身長おっさんのkitajinと申します。
本記事では、低身長から見た、高身長男性って、そこまで良いもんじゃないだろう、という客観的視点からの記事構成となっております。
半分は、低身長のやっかみでもありますが、残りの半分は事実であり、高身長男性を客観的に見ると今の日本の基準などから、そこまで良いものではないような気がしてならないのです。
あくまで個人的意見なのですが、本記事を読むことにより、普段見えない高身長男性の憂鬱と言うか、悩みみたいなものを知って、低身長男子の励みにしてもらうことが目的です。
- 静岡県浜松市在住
- 低身長コンプレックスおっさん
- 30年間様々なコンプレックスを抱えてきた
- しかし、現在はコンプレックスを克服して元気に頑張っています
生活編
いろんな場所が窮屈
現代日本に暮らしていれば、身長の高い人がいかに窮屈にして生きていかなくてはいけないかということがわかります。
どこもかしこも狭いとこばかりで、天井や柱に頭をぶつけたり、足を伸ばせなかったりするのです。
公共交通機関のシートは、平均的な身長の人を想定して作られているため、身長が高い人が乗ると窮屈な思いをするでしょう。
特に航空機のエコノミークラスでは、足元のスペースが狭く、長時間のフライトでは足がつりやすくなります。
このように、高身長者は、日常に窮屈さを感じる場面が多いことが分かります。
衣類のサイズが合わない
身長が高いと体格も大きくなるため、一般的なサイズの洋服が合わないことがあります。
特にユニフォームなどは、特注の物を着なくてはならないでしょう。
また、サイズがあっても、手足の寸足らずと言う事もよくあります。
現在でこそ、ビックサイズの男性用のファッションが浸透していますが、一昔前はダサい洋服しかなかったのが現状でした。
子供時代の辛い経験
成長期に急に身長が伸びると、周囲から注目されたり、からかわれたりすることがあります。
子供時代のそうした辛い経験が後の性格に反映することもあるでしょう。
また、運動会や合唱コンクールなどで先生や周囲から、目立つ役割を与えられて、プレッシャーを感じることもあります。
タレントやアスリートとの比較
身長が高い男性は、部活動に誘われることが多いと言います。
バスケットボールやバレーなどの高身長だと優位なスポーツの誘いを受けるのですが、元々、スポーツが得意でない人にとっては、過度な期待はプレッシャーとなります。
完全に運動神経が悪いならあきらめもつきますが、多少の運動神経に自信を持っていれば、誘いを受けてあまり入りたくない部活に入ってしまうかもしれません。
そうなると、自分が望まないことをやるハメになり、周囲の期待に振り回されることもあります。
健康編
よく転ぶ
身長が高い人は、低い人に比べると足がもつれやすいといいます。
高身長の人は、足が長いために足がもつれて、何でもないところで転ぶ、190㎝の友人の姿をボクは何度も見たことがあります。
また、スポーツや運動中に膝や足首の関節に過剰な負荷がかかり、怪我をしやすい傾向があります。
体の不釣り合いによる怪我のリスク
ボクは経験がないですが、長身の人の成長期の身長が急激に伸びると聞きます。
そのため、成長期の骨は未熟で柔らかく、外力により変形しやすいため、高身長の成長期の人は骨折しやすい傾向があります。
また、大人になっても、腰痛になりやすかったり、膝の関節を痛めやすかったりします。
その他の健康リスク
一般的に、高身長の男性は他の人に比べて健康リスクが高いという研究結果があります。
例えば、米国国立衛生研究所が行った研究によると、身長が高い男性は心臓病、がん、糖尿病などの疾患にかかるリスクが高いという結果が出ています。
身長が高い男性は、内臓にかかる負担が大きいため、心臓病や糖尿病などの疾患にかかるリスクが高くなる可能性があると言われています。
恋愛編
コミュニケーションの難しさ
身長差があると、目線が合わず、コミュニケーションが取りづらくなることがあります。
特に初対面の人との意思の疎通が難しいことがあるかもしれません。
女性にとっては、あまりに身長差がありすぎると、何を考えているのかを読み取りづらいと言います。
もちろん、一緒にいる時間が長くなれば、解消される悩みですが、上手にコミュニケーションを取る必要があります。
イメージゆえの悩み
身長が高い男性は、低い男性に比べて女性からモテると思われがちです。
メディアなどの情報から、先入観を植え付けられているというのもありますが、自分自身もそのイメージに苦しめられることもあるようです。
カッコ悪いことができないと思い込んだり、情けない姿を見せられないと無理をしたりするのです。
見栄を張って、いい服を選んだり、いい車に乗ったりとカッコを付けて散財するなんてことになりがちです。
このように高身長と言うだけで、自分のイメージを崩せずに無理をしがちになります。
ギャップでモテない
高身長があるがゆえにモテないという場合もあります。
先入観で、過剰な期待をかけられたり、逆にその期待が裏切られたときのギャップが大きいので、モテないのです。
これは完全に、受け手の先入観なのでどうしようもありませんが、勝手に理想を押し付けられて落とされる、という気分の悪いことをされます。
会社編
偉そうだと受けとられる
世の中には、自分より身長が高いだけで偉そうな態度をしていると思う人もいるようです。
何もしていないのに、高身長者がいると目の敵にされるのです。
そんな人間が上司や先輩にいるだけで、高身長男性は肩身の狭い思いをしなくてはなりません。
イジメいじめを受けたり、つまらない嫉妬や嫌がらせをされたりするのです。
目立ちやすいのでプレッシャーを与えられやすい
やはり、身長が高いとどこへ行っても目立ちます。
特に意識してなくても、視界の中に入ってくるので、誰もが意識しやすいのでしょう。
目立つという事は、いい面もありますが面倒な面もあります。
例えば、仕事でいい成績を残せればいいですが、もし、高身長者が毎回ビリだとしたら、余計に情けなく映ります。
そのように、高身長者は常にプレッシャーに晒されているのです。
何もできない高身長者を「独活の大木」と言う事からも、よくわかると思います。
ストレスを感じやすい
身長が高いと、勝手なイメージに縛られることがよくあります。
例えば、仕事での印象や恋愛での好みなど、周囲からの期待やイメージに沿わないと誤解されることがあります。
周囲の反応を受けて、ストレスを感じやすい人もいるのです。
肉体だけでなく、精神的にも窮屈さを感じて過ごしているのです。
使われやすい
高身長者は何かにつけて用事を頼まれやすいのです。
重い荷物を持ち運んだり、高いところの物を取らされたりという簡単なことから、目立つがゆえに用事を頼まれやすいという特徴があります。
特に新入社員の頃は、いろいろとこき使われて大変な目に合うかもしれません。
頼まれやすい性格なら、いろんな用事を頼まれて、自分の事が疎かになったりするのではないでしょうか。
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まとめ
高身長には多くのメリットがありますが、一方でデメリットも数多くあることが分かってもらえたと思います。
身長が高すぎる場合、健康リスクや、怪我をしやすかったり、身長差によるコミュニケーションの問題が発生することがあります。
しかし、高身長者の悩みも、捉え方を変えれば良いことに変換できると思いませんか?
目立つなら、それを逆手にとって人を引き付ける魅力を増すこともできるからです。
このように、身長を気にすることは、結局ない物ねだりであり、どういう身長であれ、そうなった以上、それを受け入れて最大限に活かし、快適な生活を送れるように努力すべきです。
高身長者の憂鬱を知って、自分の身長を受け入れようと思ってもらえたら、幸いです。
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